光フォトフェイシャル(IPLの光)とは? no.1

・Intense Pulsed Light(インテルス・パルス・ライト)のことで、黒・赤の色素や

 水分成分に反応する様々な種類の光を集束した状態で肌に照射する光美容です。

・沈殿してしまったメラニンに熱作用を与えると同時にコラーゲンの再生を活性化させ、

 組織が持つ本来の美しさを呼び覚まし、若々しい素肌へと導きます。

・様々な肌トラブルに対応、繰り返すことで本来の肌力がアップし、健やかな素肌を作ります。

 定期的なケアが美肌を保つポイントです。

フォトフェイシャルで期待できること

ひきび シミ 赤み 小じわ たるみ 毛穴

・ニキビ痕の改善・予防

フォトフェイシャルには色素(メラニン)の除去作用や、過剰な毛細血管や拡張した毛細血管に

アプローチすることができるため、ニキビ痕の赤みやシミ、黒ずみも改善が可能です。

・シミの改善・皮膚の若返り・肌質改善

過剰なメラニンに吸収される波長の光作用で、シミ、くすみ、そばかす、黒ずみ毛穴を減らす美白効果が

高いトリートメントです。真皮のコラーゲン繊維や線維芽細胞を活性化しますので、お肌全体にハリが

よみがえり、小じわやたるみ毛穴が改善します。トータル的なお肌の若返りを図ります。

※上記以外にも肌トラブルに対してのケアも可能です。

レーザーとフォトフェイシャルの比較

レーザー   (クリニックでの施術)   

波長        単一波長        

メリット     

・ 特化した治療に適している  

デメリット

・標的物質と異なる疾患への効果が乏しい

・炎症後色素沈着などのダウンタイムの発生

・設定の自由度がない、少ない

                        

フォトフェイシャル   (サロンで可能)

波長        多波長

メリット

・ピーリングやイオン導入を組み合わせて行うことが可能

・低リスクのトリートメント

・ダウンタイムが必要ない

・繰り返しの施術が可能

・設定の自由度がある

デメリット

・真皮性病変への効果が乏しい

・複数回の施術が基本(毎日1回、3~4週間間隔で行います)

光の波長によって肌への作用が異なります

・各フィルターの吸収性特化

波長が長くなる穂と光の浸透率は深くなります。到達する深さによって刺激されるゾーンが異なり、

それぞれ期待できる効果が変わります。

420nm 炎症ありのニキビ治療(クリニックでの施術)

480nm 表皮表皮にある薄いシミ、日焼け後にできたシミ、色素沈着、そばかすのケア

530nm 表皮の中層、深層にあるシミ、色素沈着、そばかすのケア

560nm 真皮層に届く、ハリ、小じわケア。コラーゲンなどを作り出す線維芽細胞の働きを活性化

590nm 血管が広がってしまい、頬が赤くなる赤ら顔の方など(クリニックでの施術)

640nm 脱毛(アジア系、白人など)毛嚢あたりに届く、メラニン色素を集中アプローチする波長

690nm 脱毛(ブラウン系、肌色濃いめ)

ニキビ痕のケア

※推奨480nm、530nm、560nm

※イトウの使用機種は530nm

ニキビ痕、色素沈着、肌質改善

「メラニン」による色素沈着

ニキビの炎症により活性酸素が発生し、活性酸素を抑えるためにメラニンが生成されます。

この過剰なメラニンが色素沈着の原因となる。

        ↓

色素沈着の改善

フォトフェイシャルの光は、黒、赤の色素や水分成分に反応する、表皮層に働きかけ、表皮層に溜まったメラニンを分解して、色素沈着を薄くしていきます。

「ヘモグロビン」による色素沈着

ニキビの炎症により毛穴周辺の細胞が壊れ、壊れかけた部分を治すための栄養などが送り込まれます。

これらを運ぶ血液も周辺組織に流出し、血液中のヘモグロビンが酸素を失って変色し、色素沈着の原因となる。

        ↓

肌にハリが出る

光が肌の色素に反応すると熱エネルギーが生じ、真皮の浅層でのコラーゲン生成や肌のターンオーバーを促進させ、ニキビの改善を更に早め、毛穴の開きや肌のキメの改善効果、再発を抑える効果も得ることができます。

「メラノサイト」による色素沈着

ニキビの炎症がメラノサイトを刺激したことにより赤みが消えた後に茶色っぽく色素が沈着してしまったのが、ニキビ痕の色素沈着です。

        ↓

水分保持力がアップし、皮脂分泌をコントロール

フォトフェイシャルによって増えたコラーゲンが肌の水分をキープし、水分保持力がアップします。

肌の水分・皮脂のバランスが整うことで、皮脂の過剰分泌を防ぎます。